メイ先輩!シマリスがなつくかって話を周りでしているみたい!
ペットとして飼うときになついてほしいと思うのは当然なんじゃないかな?
なるほど…。サツキは絶対になついたりしないですけどね!!
と、このように個体差はバラバラではありますがシマリスはリス科の中では最もなつきやすい動物で、野生のシマリスでも餌を求めて手の上に乗ってくることもあります。ではどのようにしたらなついてくれるのか?
この記事のポイント
- シマリスの特徴
- シマリスをなつかせるには
この記事を最後まで読めば、シマリスがどうしたらなつくのかわかるようになります。少しでもシマリスがなつくようになるための情報を経験を元に書かせて頂きました。
シマリスの「メイ」と「さつき」と一緒にシマリスがなつくにはどうすればいいか、知っておきたい情報を順番に紹介して行きますね。
スクロールが面倒だなと言う方は、下の目次から知りたい項目をクリック(タップ)するとページに飛んでいきます。
シマリスの特徴
シマリスの特徴といえば、黒い5本の縞模様が背中から尻尾にかけて伸びているのが特徴的です。野生下で暮らすシマリスは、土の中や木の空洞に巣を作り生活をしています。
性格はというと、シマリスは食物連鎖の中で一番最下層に位置し、鷹やフクロウなどに捕食されてしまうためとても警戒心が強い生き物です。警戒心が強い上に臆病で、でも好奇心旺盛な一面も持っているのでなつきやすいとも言えるでしょう。
性格などの個体差にもよるので一概に全てがなつくということは断言できないのが現実です。シマリスの前歯は常生歯のため一生伸び続けると言われており、木などを齧ったり歯をすり合わせて長さを調整しています。
ご飯を頬袋にパンパンに溜め込み、前足で上手に食べ物を持って食べる仕草はシマリスファンにとってはたまらない姿です。食事は草食系のため種子の種や果実に加え、虫などを食べる傾向にあります。
シマリスをなつかせるには?
シマリスをなつかせるには、どのようなことに気を付けなければいけないのか?
絶対に人間になつくつもりはないんだから…。
サツキさんそんなこと言わずに心を開いて下さいよ!!
メイさんは飼い慣らされちゃったんですか?警戒心が強かった野生を思い出して下さい(泣)
というように、個体差があるのでなつかない場合もあります。ではどのようなことに気を付ければなついてくれるのでしょうか?
シマリスがなつくには?
- 購入するタイミング
- ご飯の時間がチャンス
- お互いの信頼が大切
- シマリスのことをもっと知る
- ストレスを与えない
上記のことに気を付けて接することで、シマリスと飼い主の距離は縮まってくると思います。では具体的どのように接していけば良いのか詳しく順番に説明していきます。
シマリスを購入するタイミング
シマリスは購入時期によってもなつくまでに時間がかかることが予想されます。ではどのような時期に購入すると良いのか?
シマリスがペットショップで販売される時期は、主に3月から7月にかけてシマリスの繁殖時期に合わせて店頭に並びます。国内にもシマリスのブリーダーはいますが、ペットショップに並ぶシマリスのほとんどは主に中国やタイなどの東アジアから輸入されているのが現状です。
生まれて直ぐに飼い始めることができれば直ぐになつくと思いますが、輸入のシマリスは生後3ヶ月位からペットショップに並ぶことがい多いです。販売されてから直ぐに出会うことができれば良いのですが、1ヶ月や遅ければ4ヶ月後に出会うこともあります。
シマリスを飼うと決まっているのであれば、シマリスが流通する時期になったら色々なペットショップに電話をかけるのも良いですね。国内のブリーダーに電話をして生まれたら連絡をしてもらうのも有効ではないでしょうか。
個体差にもよるので、シマリスがフレンドリーな性格であればなつきやすい場合もあります。
直ぐになついて欲しいのであれば、生まれてから数ヶ月のシマリスを購入することができれば良いでしょう。年齢が上がると警戒心も強くなるので、なつくまで時間や根気が必要になる場合もあります。
10月以降になるとシマリスが冬眠するため攻撃的(タイガー期)になるので、なつくまでに余計時間がかかってしまいます。
ご飯の時間がチャンス
1日に与えるご飯の量は大体25g〜30gとなっているので、朝にまとめて与えるか朝昼2回に分けて与えるのが一般的です。その間におやつなど与えたりすることもあるので、おやつを与える場合はご飯の量も調節する必要があります。
自宅で飼い始めの頃は警戒心が強いため、1日数回ご飯を与えるときに怖くないんだよと教える必要があります。そのためご飯を与えるときに手で与えるなどして、怖くないんだと知ってもらうことが大事です。
手でご飯を与えることにより、何か美味しいものをもらえるので大丈夫だと安心できるものに変わってきます。コツコツ毎日行うことによりお互いの信頼関係が出来上がってくるので、手を出すだけで飛び乗ってきたりと警戒心がなくなってくるでしょう。
お互いの信頼が大切
人間同士でもそうですが、お互いの信頼関係がなければシマリスであってもなつくことはないでしょう。シマリスが嫌がることはせず、喜ぶことをしてあげるのが一番です。
個体にもよるのですが、何をすると喜ぶのかというのを普段から観察しておくことも重要となります。たとえば寝るときに頭や体などを撫でてあげるとか、シマリスが好きな食べ物やおやつをご褒美にあげるとかするのも良いですね。
コツコツと毎日続けることでお互いの信頼関係を築くことができ、自然とシマリスがなついて肩や手のひらなどに登ってきてくれるでしょう。
シマリスのことをもっと知る
シマリスのことをそもそも何も分かっていないと、どう接して良いのかわからないことだらけです。どのような食べ物が好きなのか、どんな行動をするのか、鳴き声にはどんな理由があるのかなど飼育する上で様々な情報が必要になってきます。
いつまでも理解をしようとしないで飼い続けると、ただ餌を与えて眺めているだけの生活になりかねません。接し方がわからないので、触れ合うにもぎこちなくなり緊張が伝わってしまいます。
緊張がシマリスに伝わってしまうと、距離を置かれ近づくことすらしてくれなくなるでしょう。まずはシマリスの生態・性格などを知った上で、どのように接していけば良いのか知ることが必要です。
お互いのことが分かり合えば自然となついてくれるでしょう。
ストレスを与えない
絶対にしてはいけないことは、シマリスにストレスを与えることです。「こうすると面白い行動をするから」といって何度もやり続けるとストレスが溜まっていきます。ストレスを与え続けるとなつくどころか、病気になってしまったり寿命が短くなってしまう可能性があるからです。
安易な考えで接することでシマリスにとっては過度のストレスになりなつくことが出来なくなります。人でもそうですがストレスを与えらえると、その人に近づくことが嫌になるのと一緒のことが言えるでしょう。
なついて欲しいのであれば、愛情を持って接してあげることが肝心で、なつかなくて良いからストレスを与えるって考えは絶対にしないでください。ひとつの命として大事にしてあげてください。
まとめ
この記事ではシマリスがなつくかについてまとめてみました。
ポイント
- シマリスの特徴
- シマリスをなつかせるには
以上の項目毎に情報をまとめてきました。シマリスがなつくにはお互いを知った上での信頼関係が大事で、無理に近づくのではなく様子を見ながら徐々に距離を縮めていってください。
個体差もバラバラではありますが、愛情を注いだ分だけお互いの距離は短くなりなついてくれるでしょう。